80歳代 女性 左上腕骨近位骨折
手術はせず、三角巾固定をしていました。
受傷一か月後より、専門医の先生よりリハビリの許可が出たため
本格的に開始となりました。
こちらの患者様は、左肩の骨折で固定後、骨はくっついたのですが
一か月、ほとんど動かせない状態でしたので
肩の周りの筋肉がやせてしまっていました。
少しだけ動かすだけでも痛みが伴います。
ケガによって肩関節も硬くなってしまっている状態に
ありましたので、ドクターの許可がおりてからのリハビリを
なるべく早く、安全に始める必要がありました。
まずは、痛みを改善できるよう、
「鍼灸」にて、痛み、違和感を改善します。
それから、関節が硬くなっている状態を
を改善させるようなリハビリを
安全に、痛みが出ないように
少しずつ行っていきます。
関節が少しずつ動かせるようになってきたら
簡単なトレーニングを行います。
筋肉がやせると、回復させていくのには
かなり時間がかかります。
拘縮を改善しつつ、できる範囲での
リハビリ、トレーニングを続ける必要が
あります。
写真でご紹介した方は、
それを理解してくださり、
コツコツとリハビリを
継続してくださいました。
今では、腕もしっかり上げることが
でき、筋力も回復しており
生活上、問題になることはありません。
※ご注意※
ご紹介した方のリハビリは、非常勤でのデイサービスで行っているものになります。
歩行ができる方、寝たきりではない方は、訪問させていただいて行うことはできません。
当院外来(みなみ鍼灸接骨院)に来ていただけましたら、上記のような施術も可能です。
保険外施術となります。